3月の休診日


3月20日 休診



診療時間の変更

しばらくの間、診療時間が変わります。

変更前 : 日曜日 休診 または 9:00から12:00 まで
 ↓
変更後 : 日曜日 休診 または 9:00から10:00 まで

ご了承ください。

診療日時

当面の間、火曜と水曜日は9:00から13:30までの診療となります。


(日曜の診療をご希望の方は前日までにご予約下さい)

当院の感染症対策の一部




当院では、開業以来、感染症対策を行っています。


 1.施術者の手指洗浄消毒

 患者さん、お一人の治療前後に手洗い。
治療前、治療中に0.05%塩化ベンザルコニウム消毒液により手指消毒。
治療中、消毒用アルコールでこまめに患者さんの施術部位および手指の消毒。


2.施術用具

治療はエチレンオキサイド滅菌されたディスポーザブル鍼を用い、鍼皿は使い捨て。
一度使用したものは、医療廃棄物として処理。


3.患者着や院内の消毒

一度そでを通した患者着、またベッドに敷くタオルなどは毎日、洗濯。
毎晩、院内全体は、密閉した状態でオゾンを用いて消毒。
毎日、日中は換気しつつ、プラズマクラスタ―により消毒。
(また、お灸の煙には抗菌抗ウイルス作用があるといわれています)
手を触れやすい場所は消毒用アルコールなどで消毒。
床などは次亜塩素酸、塩化ベンザルコニウムなどで消毒。


4.予約時間

お一人の予約の前後に、15分程度空き時間を設けています。
他の患者さんに対面することは、ご家族やご友人が続けて治療される場合以外、基本的にはありません。

どうぞご予約の時間通りにいらっしゃってください。

ただツボに鍼を刺しても病気は治りません


ただツボに鍼を刺しても病気は治りません



20年以上にわたり東洋医学を研究している鍼灸師の言葉とは思えないかもしれませんが、本当です



鍼を刺しても治らないのに鍼灸院があるわけ

 ツボに、ただ鍼を刺しても、チクチク感じるか、何も感じないかのどちらかです。病気は治りません。症状も改善しません。よほど「これで治るに違いない」とかたく信じていれば別ですが。「じゃあ、なんで鍼を刺すの?」、「おたくは病気を治す鍼灸院ではないの?」と疑問に思うでしょう。


ツボの場所


 病気や症状を改善するには、ツボをよく選ばなければいけません。基本的なツボは365個ありますが(実際にはもっとたくさん)、人によって様々、個人差はけっこう大きいものです。病気の原因や、今の心身の状態、季節や天候など、たくさんの要因がからみ合って、ツボが身体にあらわれてきます。まず、それを見つけなければいけません。効くツボを探し見つける技術と知識、そして経験が必要です。でも、そのツボを見つけて鍼をしても、効果はありません。どうしてでしょう?
鍼は刺すと効くのではなく、効かせるもの
 鍼を身体に刺すといろいろな反応があらわれてきます。血流がよくなって、肌がピンク色に変わって、温かくなったり、緊張していた皮膚や筋肉、腱などが緩んできて柔らかくなったりします。知覚神経や自律神経に働き、痛みを抑えたり、気を落ち着かせたりすることもあります。そのような反応を利用すると、病気や症状を改善させることができるのです。ただ鍼を刺しても反応しません。うまく反応するように、効かせるように、鍼を刺して操作しなければいけません。


手技


 ここでは、たいてい直径0.10mmから0.20mm、長さ15mmから50mmのステンレス製の鍼(ディスポーザブルの使い回ししないもの)を用います。それを管鍼法によりツボに刺します。ツボの状態によって鍼の種類を替えます。時には、鍼の材質を、銀、タングステン、鍼の長さを変え、太さを変え、鍼先の形を卵型から松葉型に替えたりします。深さはツボに到達するまで。浅い時もあれば、深い時もあります。その時のツボの深さを正確にとらえ、浅すぎても、深すぎてもいけません。そこで手技を加えます。雀啄術、間歇術、屋漏術、振顫術、置鍼術、旋撚術、回旋術などなど。手技によってツボの状態を変化させるのです。


死んだ人に鍼をしても何も起こらない


 鍼は身体全体に影響を及ぼすように、全体が調和するように、その一部であるツボに刺します。もし死んだ人であれば何も起きません。小さな穴ができるだけです。でも生きている人であれば、身体が変わり始めます。本来ならば薬も鍼も用いなくても、病気などは自然と治ってしまうことが多いのです。風邪をひいた、腰や足、肩が痛くなった。でも何日か様子をみたら治った。でも、そうでない時もあります。しばらく経っても治らない。そういう時は自然治癒力がうまく働いていないからなのです。その自然治癒力がうまく働くように、調節するのが鍼灸の特徴です。しかし、それでもリスクもあります。


鍼は危険!?


 実は、鍼灸医学に詳しくない人が鍼をすれば、大変危険です。鍼を心臓に刺せば死にます。肺に刺せば気胸になり、呼吸困難を起こします。動脈に太い鍼を刺せば出血するし、脊椎の神経に刺しても危険です。このようなことを本当は言いたくありません。なぜなら、知識と技術がある施術者は、これらのことを絶対に起こさないからです。しかし、たまに電気の走るような鋭い感覚(一瞬)、小さな内出血(1、2週間で消える)、刺された場所の違和感(2、3日で消える)などが生じることがあります。鍼を刺すことには、ただでさえ注射や蜂のイメージが付きまとうので、鍼灸治療を受けるのはちょっと気がひけるでしょう。さらに……


はじめての鍼灸院に入るのは勇気がいりますね。なかなか入れません


 はじめての鍼灸院に入るのは勇気がいります。誰だってそうです。鍼の知識も経験もある人でもそうです。だってどんな治療をされるのか分からないのですから。鍼灸の専門家であればなおさらです。私たちは信頼でき、安心感のある、よく知っている人に治療を頼みます。しかし、そういう人がいなかったら……。よく話を聞いてくれて、身体全体を診てくれる人を選びましょう。そして、どんな時に鍼灸に頼ればよいのでしょう。


適応


 年齢は問いません。1歳未満の赤ちゃんから90歳過ぎの高齢者まで治療にいらっしゃいます。
 性別は問いません。男性も女性も同様にいらっしゃいます。少しだけ女性の方が多いのですが、それは女性の方が鍼に向いているのではなく、口コミのためです。
 体力は問いません。虚弱な方から、頑強な方まで体力に合った治療を受けられます。
 痛みに敏感であることは問いません。刺激は強くすることもできれば、弱くすることもできます。小児はりのように、鍼を刺さない治療法もあります。
 病気の種類は問いません。なぜなら自然治癒力を働かせるのが鍼灸医学だからです。ただし緊急を要する重篤な疾患、例えば心筋梗塞や脳卒中などは別です。受診で多い疾患はこのページの一番下にあります。
 それだけではありません。


予防や養生


 日々の仕事や家事などで疲労がたまり、身体に違和感をもつ時があります。そんな時に何の準備もしないで趣味の登山やトレーニングをすると、足や膝を痛める時があります。十分にストレッチや準備運動をしても、湿布など薬を使っても、痛める時は痛めてしまいます。こういう時も鍼灸が活躍します。あらかじめ、身体の違和感、異常を鍼で取り除いておけば、痛めることはありません。痛める前に治療をすれば、その大切な時間・休暇を楽しく過ごせます。


本当に治るの?


 残念ながら100%の方を完治させることはできません。当院での完治または改善率は、この半年間では90%です。残りの10%の方は改善しなかった、あるいは再診されなかったので効果を確認できなかった方たちです。改善されなかった方々、申し訳ありませんでした。これからも知識を増やし、技術を磨き、もし次回があれば期待にこたえられるように努力いたします。
 絶対にすぐに治るとは言えません。しかし、自分の自然治癒力を信頼し、治療していくと、きっと治ると希望を抱いてよいのです。たとえ望んだ結果が十分得られなくても、その鍼灸の治療を受け、自分の心身を見つめ直したという経験にはとても価値があります。


料金


 大人の鍼灸治療は1回あたり、時間は約60分前後、そして6000円がかかります。なお、2回目以降の治療は前回から3カ月以上経っていなければ、2000円割引で、1回あたり4000円となっています。これは継続的に治療が必要な方に対する配慮からです。
 また小学生未満の子供は1回あたり3000円、そして2回目以降の治療は前回から3カ月以上経っていなければ、1回あたり1000円となっています。治療に手を抜くことはありません。くわしくは「施術料金」のページをご覧ください。


治療を受けたい場合


 もし治療をご希望でしたら、月曜から土曜日までは午前9時から午後8時の間に、日曜日は午前9時から12時の間に、ご予約をお願いいたします。往診などで留守にしていることがあります。その時は電話に出られませんのでご容赦お願いいたします。留守番電話にメッセージを残されるか、または改めて電話をおかけ直しください。休診日・休診時間については、「休診時間・休診日のおしらせ」に掲載しています。



電話 03-6427-6947

メール  hatimitubunbun@fuga.ocn.ne.jp




一日でも早く治したい痛みに。

(腰痛・ぎっくり腰・五十肩・膝痛・坐骨神経痛・寝違えなど)

・疲れがとれない。肩こりがひどい。
・くすりが飲めない。くすり以外で治したい。
・医者から治らないと言われた。
・スポーツなどで身体を痛めやすい。
 (スポーツ傷害・筋肉痛・ねんざ・打撲など)
・不妊症だけど赤ちゃんがほしい。
・逆子をなおしたい。
・生理痛がひどい。
・赤ちゃん・子供の疳の虫
・美容鍼(美容鍼灸)をしてみたい。
・冷え性や不眠症がある。
  など、様々なお悩みをご相談ください。



WHO(世界保健機関)で鍼灸療法の有効性を認めた病気には、次ぎのものを挙げています。


 【神経系疾患】 ◎神経痛・神経麻痺・痙攣・脳卒中後遺症・自律神経失調症・頭痛・めまい・不眠・神経症・ノイローゼ・ヒステリー 【運動器系疾患】 関節炎・◎リウマチ・◎頚肩腕症候群・◎頚椎捻挫後遺症・◎五十肩・腱鞘炎・◎腰痛・外傷の後遺症(骨折、打撲、むちうち、捻挫) 【循環器系疾患】 心臓神経症・動脈硬化症・高血圧低血圧症・動悸・息切れ 【呼吸器系疾患】 気管支炎・喘息・風邪および予防 【消化器系疾患】 胃腸病(胃炎、消化不良、胃下垂、胃酸過多、下痢、便秘)・胆嚢炎・肝機能障害・肝炎・胃十二指腸潰瘍・痔疾 【代謝内分秘系疾患】 バセドウ氏病・糖尿病・痛風・脚気・貧血 【生殖、泌尿器系疾患】 膀胱炎・尿道炎・性機能障害・尿閉・腎炎・前立腺肥大・陰萎 【婦人科系疾患】 更年期障害・乳腺炎・白帯下・生理痛・月経不順・冷え性・血の道・不妊 【耳鼻咽喉科系疾患】 中耳炎・耳鳴・難聴・メニエル氏病・鼻出血・鼻炎・ちくのう・咽喉頭炎・へんとう炎 【眼科系疾患】 眼精疲労・仮性近視・結膜炎・疲れ目・かすみ目・ものもらい 【小児科疾患】 小児神経症(夜泣き、かんむし、夜驚、消化不良、偏食、食欲不振、不眠)・小児喘息・アレルギー性湿疹・耳下腺炎・夜尿症・虚弱体質の改善
    


もぐさってなあに ?:顕微鏡でみてみよう:What is Moxa?




もぐさの作り方・家庭でも簡単:How to make moxa







知熱灸のやり方① :How to Chinetsu Moxibustion①







知熱灸のやり方② :How to Chinetsu Moxibustion②






隔物灸・しょうが灸のやり方:How to Kakubutsu Moxibustion / Ginger Moxibustion