小児鍼: はちみつブンブンしんきゅう院(東京都豊島区千早の鍼灸院・最寄駅「千川」・「東長崎」):池袋付近の鍼灸院・池袋・要町・高松・千川・小竹向原・東長崎・江古田・椎名町・落合

小児鍼とは生後20日ころから5才くらいまでの乳幼児に多く行う鍼治療のことで、江戸時代ころの日本で生まれたと言われています。その手技の種類は多く、大きく分ければ四つあります。


1.鍼の先を皮膚にあてて刺激を与えるもの

2.皮膚を摩擦するもの
3.皮膚をごく浅く切り、血を出すもの
4.鍼を皮膚に刺入するもの(一般的な鍼治療)


適応症

疳の虫・
夜驚症・異味症・消化不良症・下痢鼻カタル・便秘気管支喘息・喘息性気管支炎・扁桃腺炎・耳下腺炎(おたふく風邪)夜尿症吃音(どもり)虚弱体質・ポリオ後遺症・湿疹・蕁麻疹・痙攣(ひきつけ)・糸球体腎炎・ネフローゼ・回虫症・蟯虫症・先天性股関節脱臼・肘内障・中耳炎・外耳炎・脱腸(ヘルニア) など


もっとも知られた適応は疳の虫ですが、これは特に病気もなく、不機嫌、夜泣き、不眠などの神経症状があり、また眼瞼、外鼻孔の発赤、額の静脈の怒張(青すじ)、眼の色が興奮状態、顔面が蒼白、声が甲高く時々キーキーという、などの症状があります。

たいていの小児針の治療はあたたかく、気持よく感じるものですが、症状によって、上の3・4の治療を行うこともあります。治療を行った直後からおとなしくなり、よく寝るようになる場合、3回から5回の治療でよくなる場合、時には数か月かかる場合があります。